ザビエルの上司は元軍人のマッチョ系? 〜イエズス会版「桃園の誓い」〜

おはようございます。
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◆1491年12月24日 イグナチオ・デ・ロヨラの誕生日

イグナチオ・デ・ロヨラは、イエズス会の初代総長で、フランシスコ・ザビエルの同志、そして上司でもあった人です。1622年にはカトリック教会から聖人の認定を受けています。

意外なことに、ロヨラさんは若い頃から聖職者を志したわけではなく、30歳ごろまでは軍人として生きていました。戦争で負傷して療養生活を余儀なくされた時に、本当は騎士道物語を読んで暇な時間を過ごそうと思っていたところ、療養先には騎士道物語がなく、仕方なく聖書を読むことにしたらハマってしまって、それから聖職者への道を歩むことになりました。もしその療養先に騎士道物語が用意されていたらイエズス会は存在せず、日本にザビエルさんが来ることもなかったかもしれません。こういうところが歴史の面白いところですよね。

パリ大学で神学を学び、1534年にロヨラさん、ザビエルさん、その他5人の同志たちは「俺たち7人は、共に神様と教会に忠誠を誓うぞー!」と、「モンマルトルの誓い」を立てました。三国志ファンなら思わず「桃園の誓い」を連想してしまうような、カッコ良くてドラマチックなシーンです。男子のヒーロー心をくすぐります。

さて皆さま、今宵はクリスマスイブです。皆さまに神様の祝福がありますように。
それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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