主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆11月29日 いい肉の日
言うまでもなく、いい(11)肉(29)の語呂合わせ。
聖書には肉にまつわる話がたくさん出てきます。創世記のカインとアベルの話では、神様がカインの穀物の献げ物を喜ばずにアベルの肉の献げ物を喜んだとか。
レビ記では神様への肉の献げ方について、こと細かに定めてあったりもします。退屈で読みにくいことで名高いレビ記ですが、「神様流バーベキューのやり方」と思って読むと、少し面白く読めたりもします。
イエス様が最後の晩餐で食べたのも羊の肉ですし、パウロが律法について語るのに問題になった事柄の一つは肉食についてのことでした。
最近では仏教の僧侶さんたちでも肉を食べる方が増えてきましたが、一方で宗教とは関係なく、肉を食べないことを信条とする方々も増えてきました。時代と地域によって形は違いますけれど、「肉を食べるか食べないか」また「いかに食べるか」ということはいつの世にも問われ続けていることなのかもしれません。
今宵はステーキでも焼こうかと思います。感謝しつつ。霜降り肉もおいしいですが、近頃はアンガスの赤身が好きです。ソースをきのこ&生姜ベースでこしらえるか、玉ねぎ&にんにくベースでこしらえるか、迷うところです。
それではまた明日。
主にありて。

MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。