主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆1969年10月5日 「サザエさん」放送開始
国民的テレビアニメの『サザエさん』は1969年から今日に至るまで、一度も放送時間帯を変更されたことがなく、半世紀以上にわたって日本の「日曜夕方」を守り続けています(一部地域をのぞく)。
さて「日曜夕方」と言えば『サザエさん』の終わるくらいの時間帯になると「明日から仕事だ、嫌だなぁ」と憂鬱(ゆううつ)になってしまう「サザエさん症候群」と呼ばれる心理が有名ですが、つまりこれは1969年のこの日に誕生した症候群と言っても過言ではないわけです。
これは日本特有の現象ではなく、英語圏でも「Sunday Scaries」という同じような心理状態が報告されていますが、日本では特にこの症状を感じる人が多いと言われています。その原因は、もちろん労働環境などもありますが「日曜日に何もしない」人が多いというのも一因としてあるそうです。英語圏の人には「日曜日は教会にいく」という習慣を持っている人が多いですが、必ずしも教会に行かなくても、何かしら「日曜日のルーティン」を決めると、症状が改善したりするようです。
それではまた明日。
主にありて。

MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。