主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆9月4日 クジラの日
く(9)じ(4)らの語呂合わせから、一般財団法人日本鯨類研究所が、クジラと日本人の共生を考えるために制定しました。
聖書でクジラと言えば、旧約聖書の『ヨナ書』で、主人公のヨナが「大きな魚」にのみ込まれるシーンが有名ですが、この「大きな魚」をクジラとする説もあります。このシーンをモデルとしたと言われているディズニーアニメの『ピノキオ』でゼペット爺さんを飲み込んだのはクジラでした。

画像:イラストAC
しかしいずれにせよ、ヨナさんは大きな海洋生物の胃の中で三日三晩を過ごしたわけです。よっぽど消化に悪い体をしていたのでしょうか。さらにいずれにせよ、神様はその気になれば、「大きな海洋生物に飲み込ませる」という、多少現実離れした方法を用いてでも、その計画を実行されるということは、この少しコミカルなエピソードから学びとれることです。
それではまた明日。
主にありて。

MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。