【今日は何の日】◆1769年8月15日 ナポレオン・ボナパルト誕生日

主の御名をあがめます。

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◆1769年8月15日 ナポレオン・ボナパルト誕生日

「我輩の辞書に不可能の文字はない」という名言でも有名な世界史上、最も華々しい英雄と言っても過言ではないナポレオンは、神をも恐れぬ言動をたくさん残しています。特に有名なのは皇帝となるときの戴冠式で、従来ならローマ教皇から冠を与えられるところ、教皇を無視して自分で冠をかぶってしまいました。曰く「自分は神によってでなく、国民の意思によって皇帝になるのだ。教皇の手で冠をかぶせてもらうのは妥当ではない」

ナポレオンの戴冠:wikicommons

およそキリスト教とは無縁、あるいは反発する人物なのかと思いきや、しかし一方で「聖書はただの書物ではない。それに反対する全てのものを征服する力を持つ生き物である」との言葉も残していますし、セントヘレナ島に幽閉されて迎えた晩年に残した遺書(シカゴ大学の図書館にあるそうです)には明らかな信仰告白も記されています。

「私ナポレオンは、力の上に帝国を築こうとして失敗した。イエス・キリストは、愛の上に彼の王国を打ち立てている。」

力の帝国よりも、愛の王国がこの地上に現れますように。今日この、日本中の誰もが平和を望む日に、祈ります。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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