金子晴勇著 キリスト教思想史の諸時代 Ⅴ(大島征二)【本のひろば.com】

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評者: 大島征二

ルター「祈り・省察・試練」の人間学
〈評者〉大島征二


キリスト教思想史の諸時代 Ⅴ
ルターの思索

金子晴勇著
新書判・272頁・定価1320円・ヨベル
教文館AmazonBIBLE HOUSE書店一覧全七巻別巻二巻で構成される壮大な企画の中でも、本書『ルターの思索』は別格ではなかろうか。名著『ルターの人間学』(創文社、一九七五年)以来金子氏の著作の多くは、限られた読者を対象として学会誌等に執筆された諸論文が基になっている。「あとがき」にあるように、本書も序論、・、そして「談話室」の九編の書下ろしをのぞき、初出論文が再考を経て集められたものである。シリーズ中の一書としてまとめられたことで、これまで触れることの出来なかった著者の業績を読めるようになった。「高校生の頃からルターの書物に親しんできた」(談話室)著者にとって、ルター研究はアウグスティヌスと並んで研究の大黒柱をなすが、先の著作拾遺しゅういもしくは第二巻ともいうべき本書により、著者のルター研究の豊富な成果が熟成された形で味わうことができる。

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