カトリック大阪大司教区(教区長:前田万葉大司教)は23日、「新型コロナ・ウイルス感染症にともなう措置(第6次)」という文書を発表した。「第5次」で、公開のミサを4月末まで中止すると通知していたが、「緊急事態宣言」が5月6日以降も延長された場合、「宣言が発令されている期間中の公開ミサは中止とします」と通知した。
大阪大司教区の管区地域は大阪府、兵庫県、和歌山県の1府2県。大阪府で1415人、兵庫県で580人、和歌山県で50人の新型コロナ・ウイルスの感染者が確認されている(23日現在)。
新潟教区(使徒座管理者:菊地功大司教)は17日、「日本政府による緊急事態宣言の対象地域拡大を受けて」と題する文書を発表した。3月24日付の文書で、20人以上の公開ミサの中止を通知していたが、「少なくとも緊急事態宣言が解除されるであろう5月6日頃までは継続せざるをえません」とした。
新潟教区が管轄するのは新潟県、山形県、秋田県の3県だが、山形県で65人、新潟県で62人、秋田県で16人の新型コロナ・ウイルスの感染者が確認されている(23日現在)。
名古屋教区(教区長:松浦悟郎司教)は23日、「新型コロナ・ウイルス対策(9)」という文書を発表し、「5月末日まで引き続き、主日、平日の公開ミサを中止します」と通知した。
名古屋教区の管轄区域は愛知県、岐阜県、石川県、福井県、富山県の5県で、新型コロナ・ウイルスの感染者が確認されているのは、愛知県が461人、石川県が216人、富山県は150人、岐阜県が149人、福井県が119人(23日現在)。
那覇教区(教区長:ウェイン・バーント司教)は22日、「復活第三主日(4/26)以降のミサについて」という文書を発表し、「5月6日までの緊急事態宣言の期間中にあたる、復活節第三主日(4/26)及び第四主日(5/3)の那覇教区内の小教区おける主日公開ミサを休止する」と通知した。
那覇司教区は沖縄県を管轄区域とするが、沖縄県の新型コロナ・ウイルス感染者は132人確認されている(23日現在)。