ウクライナ・ブチャにある教会で集団墓地発見 戦争開始から民間人を大量虐殺か

Koshelyev – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5806583による

ウクライナの首都キーウ(キエフ)の北西にあるブチャの街で、集団墓地が発見された。見つかったのは、ブチャにある聖アンデレ教会=写真=とピエルヴォズヴァノーホ全聖徒教会の敷地内とされている。

CNNの記者によれば、少なくとも12体が遺体袋に入れられ、墓の中に積み上げられているのを見たという。すでに一部が土で覆われているものもあったそうだ。また住民の話によれば、現場にはさらに多くの遺体がすでに埋められており、そのほとんどは、ブチャ周辺の戦闘で殺害された民間人のものだという。

住民はCNNの記者に約150人が集団墓地に埋葬されていると述べているが、ブチャの市長は公式発表として、埋葬されている犠牲者は最大で300人に上る可能性があると述べていた。

現段階では、埋葬されている正確な人数は分かっていないが、CNNは最近土が動かされた形跡があることから、もっと多くの遺体が埋まっている可能性があると報じている。CNNの記者たちは集団墓地の現場で、泣きながら愛する家族の遺体を探す人々を目撃しているという。(CJC)

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