教皇、東方正教会全地総主教、カンタベリー大主教 環境保護を訴える共同メッセージ

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バチカン・ニュースの報道によると、教皇フランシスコは9月7日、正教会のエキュメニカル総主教バルトロメオス1世、英国国教会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教と共に、環境保護を訴えるメッセージを発表した。

メッセージは、キリスト教諸教会が参加して行われている被造物保護のための祈りと行動の月間「被造物の季節」に合わせて出された。環境をテーマに、諸教会の指導者が共同メッセージを発表するのは今回が初めて。

メッセージは、環境をめぐるサステナビリティ(持続可能性)を急務の課題とし、環境問題が貧しい人々に与える影響と、この問題に取り組むためのグローバルな協力の必要性を共に考えるよう招いている。

さらに、未来の世代に負担をかける利己的な利益追求をやめ、寛大さと平等に配慮し、容易な短期的解決に頼らず、地球の未来のために、先見性をもった取り組みに皆が参加していくことを訴えている

メッセージは、グラスゴーで11月に開催される第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)のために祈るよう呼びかけている。(CJC)

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