ケニア聖公会が2人目の女性主教を選出

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ケニア西部の聖公会が多い地域で、長年勤務してきた女性司祭ローズ・オケノ師(52)=写真右=が聖公会主教に選出された。女性主教の是非がなお論争の的になっているケニアで就任した2人目の女性。米宗教専門RNS通信が8月6日報じた。

オケノ師は、選挙人の4分の3以上の支持を得て、男性候補者2人を破って選出された。9月に主教に任命される予定。信者の大半が小規模農家や商人というブテレ教区を率いることになる。

今年1月にケニアで初めて女性のエミリー・オニャンゴ師がビクトリア湖畔のボンド教区副主教に叙任されたのに続く、今回のオケノ師の選出は、ケニアや始めアフリカで教会のトップリーダーとして活躍する女性聖職者が増えているという新傾向を示すもの。

20年以上にわたって聖公会に仕えてきたオケノ師は、RNS通信の電話インタビューに応じ、「私はこれを神からの召命と思っています」と語った。「特に、私たちの社会が女性をどのように見ているかを考えると、いくつかの課題があるかもしれないが、私を選んだのは大多数の男性。これこそ私が彼らのリーダーであることの確認です。私は自信があります」という。(CJC)

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