コロナ禍でカトリック司教が相次ぎ死去

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2020年が始まった直後1月8日から15日までの1週間で、カトリック司教9人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した後、世界各地で死去した、と「カトリック通信」(CNA)が報じている。

亡くなった司教の年齢は53歳から91歳までに分かれている。そのうちの5人は、新型コロナウイルスの新株が発見され制限強化に踏み切ったヨーロッパで死去した。まず8日にベネズエラで、トルヒーヨのカストール・オズワルド・アズアヘ司教(69)がウイルス感染で死去。ポーランドのアダム・デュコフスキ司教(88、ジェルナ・グラ=ゴージュフ教区名誉司教)が10日亡くなった。イタリアのオスカル・リッツァート大司教は11日に91歳で亡くなった。同日に合併症で亡くなったルイス・アドリアーノ・ピエドラヒタ・サンドバル司教(74)を称えるために、12日コロンビアのサンタマルタ教区全体で鐘が鳴らされた。

ルーマニアの東方典礼カトリック教会のフロレンティン・クリハルメアヌ大司教(61)は12日、英北部グラスゴーのフィリップ・タータグリア大司教(70歳)、モンゼ(ザンビア)のモーゼス・ハムンゴレ大司教(53歳)、ファノ(イタリア)のマリオ・チェッキーニ大司教(87歳)、リオデジャネイロ(ブラジル)のエウセビオ・オスカー・シャイド大司教(88歳、枢機卿)の4人は13日に死去した。(CJC)

 






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