12月30日 ヨハネ1章14節

言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。
ヨハネ1章14節(参照箇所同書1:14〜18)

救い主降誕の出来事は、ヨハネにとっては「言が肉となる」出来事でした。ヨハネ福音書の冒頭には、言は神であるとされます。言とは分かることを前提とし、また伝達されるものです。「言は神であった」(1節)とは、神は御自身を知らせるお方であることを明らかにしているのです。

しかしながら、神はその伝達については、考えて分かるという方法を取られませんでした。「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた」とは、その伝達の形です。言は単なる概念としてあるのでなく、命ある存在となったと言い、その命ある存在は人間の中にあると宣言します。神が命を持つ人となり、わたしたちの中にいます、それがクリスマスなのだとヨハネは言っているのです。

人は、キリストを信じる信仰の世界を理解しようとし、どうすれば分かるかを考えます。クリスマスは、このような仕方での信仰理解とは、ちがった方向から信仰の世界に目を注ぎます。わたしたちに求められていることは、何が起こったかを見ることなのです。考えるも、分かるもないのです。出来事を見るのです。そしてその出来事の中に神の栄光を発見することから信仰は始まります。

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