【今日は何の日】2004年11月15日 ワイ公国建国

主の御名をあがめます。

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◆2004年11月15日 ワイ公国建国

世界で一番小さい国といえば、ローマ教皇庁のあるヴァチカン市国が有名ですが、実は世界にはもっと小さな国があるんです。確かに国際社会で認められている国としてはヴァチカンが最も小さいのですが、国際社会に認められていなくても「小さくてもうちは独立国家です!」と宣言し、場合によっては独自の通貨や経済圏を持つような「国」があります。そういった「国」をミクロネーションと呼びます。

そんなミクロネーションの中でもおそらく最も小さいのがオーストラリアのモスマン市の中にあるワイ公国で、人口はわずか5人。ポール公とその妻、そして娘が2人に息子が1人。モスマン市と道路建設についてトラブルが起こり、それで怒ったポール公は2004年11月15日に「もう独立しちゃう!」とオーストラリアからの独立を宣言。モスマン市もそれを認めてしまいました。ポール公は芸術家なので国家も国旗もちゃんとあるようです。

アダムとイブのたった二人から人類が繁栄したことを思えば、いずれはこのワイ公国が大国に成長する可能性もゼロではありません。見守りたいです、ワイ公国。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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