日本YMCA同盟は7月、東京都および東京都つながり創生財団と「東京都ウクライナ避難民マッチング支援」について協定を締結しました。
この協定は、ウクライナから東京に避難してきた方々が自立して安定した生活を送れるように、避難者およびその家族・支援者の現状やニーズを把握し、区市町村、支援団体等と連携を図りながら、一人ひとりに寄り添った支援策に結び付けていくことを目的としたもので、愛称は「ポプートヌィク・トーキョー」。ウクライナ語で寄り添う伴走者を意味しています。
都内には現在約300人、日本の避難者全体の5分の1が滞在していますが、戦況の見通しが立たない中、就業、教育・保育、医療・介護、メンタルヘルスなど課題が顕在化してきています。この度の協定で日本YMCA同盟は、主に都営住宅や身を寄せるご家族のもとを訪問してじっくりお話しを伺い、避難者の状況やニーズを把握し、課題を整理して必要な支援策へ繋げるほか、機会提供や政策提言を積極的に行っていきます。
東京都との関係図など詳細は下図のとおりです。