主の御名をあがめます。
皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。
聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧約聖書、レビ記の7章です。よろしくどうぞ。
レビ記 7章18節
もしも、三日目にその交わりのいけにえの肉を食べるようなことがあれば、それは受け入れられず、それを献げる人のものとは見なされない。これは不浄のものとなり、これを食べる者はその咎を負わなければならない。
(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)
先日、カレーを作ったのですが冬だからと油断して鍋のまま翌日まで寝かせたのを食べてしまったら、ウェルシュ菌に感染して軽くお腹を壊しました。幸い大事には至りませんでしたが気をつけなくてはなと思いました。カレーに限らず、食べ物を翌日以降に食べるなら、ちゃんと冷蔵庫に入れておかなくてはいけません。
さて、レビ記には神様に献げる生贄のルールについて色々と書いてあります。この場合は全部焼かないといけない、とか、この場合はこの部分は自分たちで食べてもいい、とか。その一環として今日引用したことも書いてあるのですが「三日目に生贄の肉を食べてはならない」って、これ、神様への礼儀だとかそういう問題というよりも、食中毒防止のためなんじゃないかと思いました。
だって三日目の肉って・・・。当時は冷蔵庫なんてものはありませんからね。「三日目」ということは最低でも48時間は経過することになります。肉を常温で48時間放置してしまったら、それはもう食中毒の危険がかなりあります。
禁止のルールというのは、それをやってしまう人がいるから作られるものです。盗む人がいなければ「窃盗罪」なんてものはありませんし、騙す人がいなければ「詐欺罪」なんてものもないわけです。学校で「廊下は走ってはいけない」と決まっているのは、廊下を走る子がいるからです。
・・・ということは。神様が「三日目の肉を食べてはいけない」と決めたということは、三日目の肉を食べてしまう人がいたということです。そりゃお腹壊すだろう・・・。
神様が人間に言い渡すルールって、一見意味のわからないようなものもあるんですけれど、こうやって考えると意外と生活に密着したものもあるのかな、なんて思います。「動物の血を食べてはならない」というのも恐らくは「血抜きしないと鮮度が劣化しやすいから」という理由なんじゃないかな、なんて思っています。決めておかないと、人間ってやっちゃいますから。それでお腹壊しちゃいますから。
僕も次からはちゃんとカレーも冷蔵庫にしまおうと思います。
それではまた。
主にありて。
MAROでした。
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