世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン（＝WVJ、木内真理子事務局長）は４日、能登半島地震の被災地域に住む子どもたちの心のケアや子どもの遊び場運営などの｢子ども支援｣を中心に行う方針を決定し、｢能登半島地震緊急支援募金｣の受付を開始した。
WVJは、地震発生直後から関係諸機関と連携し、被害状況等の情報収集と対応の検討を続けてきた。その結果、被災地の子どたちが「豊かないのち」で生きられるよう、子ども中心の支援を決定した。今後、現地の状況を見極めつつ被災地域に派遣し、初動調査を開始する。
これまで、東日本大震災（２０１１年）、熊本地震（２０１６年）、西日本豪雨災害（２０１８年）をはじめ、国内外各地の緊急支援の現場で、災害に見舞われた子どもたちや地域の方々に寄り添い、子どもの心のケア、子どもの遊び場運営、学校再開支援などの子ども支援を行ってきた。また、災害などの緊急時に、ストレスを抱えた子どもやおとなのこころを傷つけないよう対応するための「WHO版心理的応急処置（PFA: Psychological First Aid）」の講座を実施するなど、平時から緊急時に備える活動も行っている。
WVJでは、これらの知見を活かし、行政や関係諸機関の皆さまと連携し、能登半島地震の被害を受けた地域に住む子どもたちが、一日も早く日常生活と笑顔を取り戻すための支援活動を行っていくとし、支援に力を貸してほしいと呼びかけている。
緊急募金は、ウエブサイト、電話、Yahoo! ネット募金で受け付けている。またTポイントの寄付も可能。
【能登半島地震 緊急支援募金】
Webから募金：こちらから。
電話で募金 ：フリーダイヤル 0120-465-009 （受付時間 前９時〜後１１時）
Yahoo! ネット募金：こちらから。
