日本最大のプロテスタント教団である日本基督教団は18日、「牧会者とその家族のための相談室からのご連絡」という文書を発表した。「牧会者とその家族のための相談電話」(電話03-6228-0016)を毎週月曜日の午前10時から午後4時まで(午前12時~1時は休憩)やっており、その活用を勧めている。
また、「牧会者とその家族のためのメール相談」として、暫定期間として8月末までメールでの相談も受け付けている(相談用メールアドレス:past.uccj@gmail.com)。
新型コロナ・ウイルスの感染拡大の影響で礼拝の休止などを余儀なくされたことにより、牧師やその家族が、伝道や牧会、教会運営などの葛藤や不安を抱えているといわれている。そうしたストレスが心身に影響を与える場合もあるため、医者に相談したり、臨床心理士などの心理的ケアを利用したりすることを助言。そして、牧師同士や教会役員などと自分の感情や苦しさを分かち合い、共感し合うことも大切だと、この文書では述べている。
そうした助けの一つとして、心が傷つき、一人で悩み、どうしたらよいかと考え込む時など、「電話で話すだけでも心の整理が付く場合があります」、「是非(ぜひ)、メールしてください」と呼びかけた。
特に相談メールについては次のように詳細を説明している。
・このメールは「牧会者とその家族のための相談室」が責任を持って、個人情報の守秘義務遵守(じゅんしゅ)を徹底します。
・メール相談は24時間、いつでも受け付けています。
・相談内容によっては、精神科医や心理士・カウンセラーのアドヴァイスを入れて対応致します。
・受理したメールは1週間以内に、ご回答致しますが、相談内容、相談件数等によっては、時間を要する場合もありますので、ご了承ください。
・添付ファイル、並びに絵文字・デコメール等や機種依存文字は、受信できませんので、送らないようにお願いします。
・メール本文が1000文字を超える場合、受信できないことがありますので、ご注意ください。
・このメール相談で提供された情報をもとに、皆様がとられた行動やその結果に関しては、責任を負わないものとします。
・厚生労働省が、新型コロナ・ウイルス感染症に関する一般的な相談を行っていますので、ご活用下さい。