広島キリスト教会名誉牧師の植竹利侑氏、召天 87歳

 

植竹利侑(うえたけ・としゆき)氏(単立・広島キリスト教会名誉牧師)が26日に召天した。87歳。前夜式は29日午後7時、葬儀は30日午後1時から広島キリスト教会(広島市南区北大河町39-1)で執り行われる。

植竹利侑氏(写真:広島キリスト教会提供)

植竹氏は1931年、東京生まれ。51年、東京聖書神学院を卒業した後、日本基督教団補牧師に任職。54年、日本福音教団正教師になり、広島平和キリスト教会牧師を務める。60年、ヘブンリーピープル神学大学卒業。62~2001年、広島刑務所教誨師。92年、矯正事業貢献のため藍綬褒章受賞。77年、広島キリスト教会を創設し、79年、宗教法人認可。社会福祉法人・輝き奉仕会、特別養護老人ホーム「輝き」設立。2017年、娘の日山かおる氏に主任牧師を譲り、名誉牧師に。大好きな聖句は「キリストが、わたしのうちに生きておられるのである」(ガラテヤ2:20、口語訳)。

著書に『現代つじ説法』(新生宣教団)、『十字架のキリスト』(同)、『劣等生大歓迎』(新生出版)、『十字架のことば』(マルコーシュパブリケーション)などがある。

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

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