こんにちは、まつぼです!
キリスト教信仰の基とされる「聖書」は、世界中で最も読まれている本として有名ですよね。
「クリスチャンではないけど、聖書は読んでみたい気もする…」と思う方も多いはず。
しかし実際読んでみると、難しすぎるし、字が小さすぎるし、ぶ厚すぎるし、3分でギブ…!そんな方もおられるのではないでしょうか。
そんな方のために、図や表を多めに、できるだけビジュアル的に、そしてわかりやすい言葉で、聖書に書かれた内容をまとめていきたいと思います。
牧師家庭に生まれ育つ。熱血牧師だった両親への反動で、ゆるふわに育ってしまった。
趣味は散歩、パン作り、刺繍など。難解でお堅いイメージのある聖書&キリスト教ですが、文的にも、見た目的にも、できるだけわかりやすく親しんでもらえたらよいなと思っています!
創世記とは?
今回は第一回という事で「創世記」の内容をまとめてみたいと思います。
「創世記」は「旧約聖書」の一番最初に出てくる書物で、モーセによって書かれたと言われる「モーセ五書」のうちのひとつです。
創世記は50章もありなかなかのボリュームですが、ざっくり分けると、
①この世界の始まりについて と、
②アブラハムをはじめとするイスラエル民族の始祖について が書かれています。
なんで聖書には系図がいっぱい出てくるの?
創世記を読んでいると、途中から急に「人物の系図」がずらずらと出てきて、「これはいったい何?何のため?」と戸惑う方もいるかもしれません。
聖書には、神がアブラハムという人を選び、その子孫であるイスラエル民族(ユダヤ人)との関わりを通して、神の存在と、この世界についての計画を表されたことが書かれています。言い換えると、キリスト教の教えは、誰か一人の人に、ある日突如示された啓示のようなものではなく、ひとつの民族を軸にして、長い年月と歴史の中に示された啓示であり、それが継続的に続いているということが重要なことなのです。
そのため、聖書ではいたるところに「系図」が出てきますし、どんな人が出てきて、その人と神との間でどんなことがあったのかということが、事細かに、具体的に出てきます。
創世記の内容をざっくりまとめると
さて、創世記の内容をざっくりとまとめると、こんな感じになっています。
神による世界の創造と原始の物語 | 天地創造 | 1~2章 |
失楽園 | 3~5章 | |
ノアの箱舟 | 6~10章 | |
バベルの塔 | 11章 | |
神とイスラエル民族の始祖の物語 | アブラハムの生涯 | 12章~25章 |
イサクの生涯 | 21章~35章 | |
ヤコブの生涯 | 27章~49章 | |
ヨセフの生涯 | 37~50章 |
神による世界の創造と原始の物語
創世記1章~11章までのあらすじを簡単にまとめると、こんな感じです。
1.天地創造
創世記1~2章
混沌と闇であったこの世界に、神は「光あれ」と命じて、この世界を創造された。
空と海、大地、植物、太陽と月、生き物、そして最後に地上の生き物を管理するものとしてアダムを、そしてアダムを助けるものとしてエバを創造された。
こうして創られた世界は非常に素晴らしかった。
【新生宣教団】聖書の「創世記」ってどんなことが書いてあるの?【図表でわかりやすく解説】続きはこちらから….