ダビデの王としての最初の仕事は、音楽を作ることであった。そうすることでダビデは、サウルの病的な心と感情の中に、神の秩序を再建しようとしたのだ。混沌の只中に秩序を打ち立てることは、王としての職務の基礎となる。それは必要不可欠な仕事である。音楽とは、おそらくこのような本質的な最も身近に体験できるものである。音楽はリズムとハーモニーと完全な旋律をもたらし、あらゆる仕事の中核にあるものをもたらすのである。「王の仕事」を行う人々は、それがどのような仕事であろうとも、口笛を吹くようにして、その仕事に当たる。
ダルシマーとハープの伴奏と一緒に・監査
それらの調べ
それらの弦から
あふれる奏でに
あなたの声を
合わせて歌え
神よ、わたしを
幸せで満たした。
あなたの御業を見て
わたしは喜びの叫び声をあげた。
―― 詩編92編3~4節
*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。