11月23日「あらゆる仕事の中核にあるもの」

 ダビデの王としての最初の仕事は、音楽を作ることであった。そうすることでダビデは、サウルの病的な心と感情の中に、神の秩序を再建しようとしたのだ。混沌の只中に秩序を打ち立てることは、王としての職務の基礎となる。それは必要不可欠な仕事である。音楽とは、おそらくこのような本質的な最も身近に体験できるものである。音楽はリズムとハーモニーと完全な旋律をもたらし、あらゆる仕事の中核にあるものをもたらすのである。「王の仕事」を行う人々は、それがどのような仕事であろうとも、口笛を吹くようにして、その仕事に当たる。
 

ダルシマーとハープの伴奏と一緒に・監査
 それらの調べ
 それらの弦から
 あふれる奏でに
 あなたの声を 
 合わせて歌え
神よ、わたしを
 幸せで満たした。
 あなたの御業を見て 
わたしは喜びの叫び声をあげた。
 ―― 詩編92編3~4節

*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。

63db463dfd12d154ca717564出典:ユージン・H.ピーターソン『聖書に生きる366日 一日一章』(ヨベル)
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