11月7日「賛美の祈り(詩編150編)」

 全ての祈りは、色々な方法があるのだが、最後には賛美となる。詩編150編は教会の祈祷書の最後の祈りとして、意図的に配置された歌である。どんなに苦しんだとしても、どんなに疑うことがあったとしても ―― 全てが最後は賛美になる。賛美こそ、最後の頂点における祈りである。それは他の祈り、賛美が劣っているという意味ではない。そうではなく、全ての祈りは、満足するところまで追求すれば、賛美になるということである。
 

生きているもの すべて
息あるものはみなこぞって
神をたたえよ
 ハレルヤ!
――詩編150編6節

*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。

63db463dfd12d154ca717564出典:ユージン・H.ピーターソン『聖書に生きる366日 一日一章』(ヨベル)
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