8月18日「生ける臨在」

 「聖霊」とは、聖書的な言葉である。聖霊によって、神はわたしたちの生活の中で神ご自身の歩みを分かち合ってくださる。聖霊とは神はつかみどころのない「どこか」に存在する匿名の「誰か」ではないということを意味する。あるいは本で説明される概念でもない。聖霊とは、わたしが日々生きて行く中で体験する生きた臨在である。神はご自身をわたしに与えたもう。わたしは神を自分の中に受け入れる。聖霊とは、神の賜物であって、わたしが自分のものとし、自分の経験の中でそれを受け取るものである。

神があなたがたの中に生き呼吸をしている時、(神がそのように行い、神がイエスにあって行ったように、丁度、神がイエスにあって、そう為さった通りだが)、あなたがたは、死せる命から救われる。神の聖霊があなたがたに生きるように、あなたがたの体は、キリストのものとなったように生きるだろう!
―― ローマの信徒への手紙8章11節b

*引用される「聖書の言葉」はピーターソンさんの翻訳・翻案を訳したものです。

63db463dfd12d154ca717564出典:ユージン・H.ピーターソン『聖書に生きる366日 一日一章』(ヨベル)
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