8月2日「神に相応しい助け手」

 創世記2章19~23節 ―

 「神が世界を創造された」というのは「神が生物学的に最も小さなものを、そのままむき出しに、この世界に送り出した」ということではない。そうではなく「輝くような人間の豊かさを、この世界に送り出した」ということなのだ。わたしたちは「自己満足するもの」として創造されたのではない。わたしたちは「人格的な交わりを営むもの」として創造されたのだ。だから、その交わりに与るまでは、わたしたちの創造は完成しない。あなたにとって、最も重要な「人格的な交わり」とは何ですか?

 祈り
 神よ、あなたに感謝します。ただ、わたしを創造してくださったばかりでなく、他人をも創造してくださいました。他人と出会うことは、大きな感謝です。その出会いには、あなたの目的があります。その意味を理解し、あるいは探究することが出来る世界を、あなたは創造してくださいました。それを心から感謝します。アーメン

わたしたちは自分たちが皆、素晴らしく組み合わされていることを知り、キリストの体の部分として驚くべき機能を発揮していることを見出している。だから、このまま先に進もう。神が創造してくださったその通りの姿でいよう。妬み合ったり自慢し合ったりして互いに比較し合うようなことを、しないようにしよう。神が創造してくださった自分らしさを捨てて、何か別の在り方を求めるようなことは、しないようにしよう。
―― ローマの信徒への手紙12章5~6節a

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