2月1日「主の御業」

次の4日間は詩編46編に基づく黙想である。

次の二つの命令は、自立という狭量な世界から神の助けという広大な世界にわたしたちを導く。第一の命令は「さあ、見よ主の御業を!」(詩編46編8節)である。神が行うことを、じっくり凝視せよ。これには忍耐強い気配りとエネルギッシュな集中力が求められる。全ては神よりも騒々しい。新聞の大見出し、ネオンサインや世を増幅させるシステムなどは人間の業を知らせる。だが、神の御業はどうだろうか? 神の御業は宣伝されることはないが、わたしたちがただ見ているだけでは、避けては通れないものでもある。神の御業はいたるところにある。神の御業は素晴らしい。それに、神は広告代理店も持たない。神はわたしたちの注意を惹くために広告キャンぺーンを始めることもしない。神は単純に、神を見よと招く。祈りとは主の御業を見ていることである。

手を伸ばし、神の広大さを実感せよ!
その高さを試せ!
その深さを知れ!
その高さを知れ!
満ち溢れる神の豊かさに満たされ充実した人生を歩め!
― エフェソの信徒への手紙3章18~19節

この記事もおすすめ