韓国「戒厳令」から一夜明け NCCが韓国基督教教会協議会(NCCK)へ連帯を表明

 韓国での尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領=写真=による非常戒厳宣言の発令と、議会、市民の抵抗で解除に至った事態を受け、日本キリスト教協議会(NCC)は12月4日、吉髙叶議長、大嶋果織総幹事の連名で「正義と平和と民主主義を求める韓国基督教教会協議会(NCCK)への連帯表明」を発表した。

その中でNCCは「韓国国民そして韓国キリスト者のみなさまの正義と平和と民主主義を実現するための素早い行動に敬意を表しながら事態を見守って」いるとし、NCCKに対し「正義と平和と民主主義を求めるみなさまに連帯を表明し、誠実に祈り、行動していきます」との姿勢を示した。

全文は以下の通り。


正義と平和と民主主義を求める韓国教会協議会への連帯表明

わたしたちは昨晩の尹錫悦大統領による非常戒厳宣言と、その後の解除に至る事態を深刻に受け止めつつ、韓国国民そして韓国キリスト者のみなさまの正義と平和と民主主義を実現するための素早い行動に敬意を表しながら事態を見守っています。韓国教会協議会は本日、事態に対応する会合を開催されると聞きました。日本キリスト教協議会は、正義と平和と民主主義を求めるみなさまに連帯を表明し、誠実に祈り、行動していきます。どのような時にも神さまがみなさまと共に歩み、導いてくださることを信じつつ。

2024年12月4日
日本キリスト教協議会 議長 吉髙 叶
総幹事 大嶋果織

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