ザビエルが宣教したのは日本だけではありません。

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◆1542年5月6日 フランシスコ・ザビエルがゴアに到着した日

フランシスコ・ザビエルと言えば日本では「日本にキリスト教を伝えた人」というイメージで語られますが、ザビエルがキリスト教を伝えたのは日本だけではなく、インド宣教でも大きな成果をあげました。彼が信仰へと導いた人たちの数は、新約聖書の著者の一人として知られるパウロを超えるとも言われています。日本のみならず、世界規模の大宣教師だったんです、ザビエルさんは。

インドの多くの土地はイギリスやオランダの領地でしたが、このゴアはその中で数少ないポルトガル領であったので、現在でもインドの他の土地とは違う空気をこの街はまとっています。ここには100を超える教会や修道院があり、「ゴアの教会群と修道院群」と呼ばれています。その中のボム・ジェス・バシリカ聖堂に、ザビエルさんの遺体が銀の棺の中に眠っていて、その棺は10年に一度だけ公開されるのだそうです。

それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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