シェイクスピアは誕生日に亡くなった?誕生日にご用心!?

おはようございます。
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◆1564年4月26日 シェイクスピアの洗礼日

ウィリアム・シェイクスピアは言わずと知れた世界的大戯曲家ですが、その誕生日は正確にはわかっていません。というのも当時のイギリスでは出生の記録はとらず、教会で洗礼を受けた日だけが記録されていたからです。しかし当時の習慣ではだいたい生まれてから3日後に教会で洗礼を受けることが多かったので、シェイクスピアの誕生日は4月23日だったのではないかというのが有力な説となっています。ちなみにシェイクスピアが亡くなったのは1616年の4月23日で、この説が正しいとすれば誕生日に亡くなったということになります。

世界各地の研究から、人が誕生日に亡くなる可能性は他の日よりも高いという統計が出ています。とある研究によればその上昇率は14%ほどで、特に心筋梗塞や血管疾患での死亡率が上がるのだそうです。これは誕生日にはパーティなどで普段よりも活動的になったりお酒を飲んだりすることが関係していると考えられます。がんの死亡率も高くなっているのは「誕生日までは」とその日を目標に生きる人が多いからかもしれません。また少し悲しいことですが、誕生日には自殺率も上がるのだそうです。いずれにせよ、誕生日に死亡率が上がるというのは国や地域を問わずに生じる現象のようですから、私たちも気を付ける必要がありそうです。

さて、シェイクスピアの代表的作品の一つに『ヴェニスの商人』があります。これはいわば「ユダヤ教vsカトリック」の構図でユダヤ教が差別されていると指摘されることもある作品なのですが、シェイクスピアがこれを書いた当時のイギリスではカトリックとピューリタンの対立が起こっており、シェイクスピアは「ユダヤ人のシャイロック」という「悪役」を通して、ピューリタンを批判したのではないかという説もあります。というのも、当時のイギリスにはユダヤ教を信じる人はほとんどおらず、シェイクスピアがユダヤ教を批判する動機がなかったからです。

それではまた明日。

 






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