世界最大級の葬儀で召天した教皇ヨハネ・パウロ2世

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◆2005年4月2日 教皇ヨハネ・パウロ2世召天日

ヨハネ・パウロ2世は1978年10月16日から2005年4月2日まで在位したローマ教皇で、在位26年5ヶ月というのは、ピウス9世についで歴代2位の長期間在位でした。

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ヨハネ・パウロ2世は様々な宗教との対話を重視し、それを実践したので2005年4月8日に行われた葬儀には、カトリック諸国のみならず、プロテスタント諸国はもちろん、イスラム諸国や社会主義諸国の要人も多数参加しました。要人のみならず、カトリック信徒も30万人が参列し、葬儀に直接参列しなくても、教皇の死に関連してバチカンを訪れた人は500万人にもなると言われています。これは2000年以上におよぶカトリック教会の歴史の中でも最大級のものです。

その事績を称えて、2013年にカトリック教会で聖人と認定されました。キリスト教界のみならず、世界史的に、大きな功績を残した教皇でした。

それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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