「ストイック」の語源になった人たちと、そこから出た皇帝

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◆161年3月8日 マルクス・アウレリウス・アントニヌスがローマ皇帝に即位

マルクス・アウレリウス・アントニヌスは第16代ローマ皇帝で、ローマの「五賢帝」に数えられ、またストア派の哲学者でもあったので「哲人君主」とも呼ばれました。『自省録』は今でも読み継がれている名著です。

彼が属したストア派という学派は現在の「ストイック」という言葉の語源になった人たちで、厳しく自分を律することを説きました。「人間は判断を間違わないためには自分を日々しっかりと律せねばならない。特に王たる者は」というのが彼らの教えでした。

ストア派は人格的な神を認めず、また死後の世界も認めないのでキリスト教からすれば「異教」なのですが、それでも『自省録』は多くのクリスチャンに愛されています。それは「所有」に執着しない点、人間は先天的に堕落していると考える点などが共通しているからであり、また「ロゴス」とか「徳」という概念はもともとストア派のものでしたが、キリスト教の教義確立の上で、これらが導入されています。

「権力者は無私の行動をしなければならず、また社会の模範になる義務を負う」というような意味の「ノブリス・オブリージュ」という概念がヨーロッパには伝統的にありますが、それは元を辿ればマルクス・アウレリウスやストア派の哲学に源流があるんです。どこかの政治家さんにも少し見習っていただきたいですね。

ぼやきはともかく
それではまた明日。

 

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