おはようございます。
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◆1873年2月24日 キリシタン禁制の高札が取り除かれた日
明治維新の一環として、それまで幕府によって禁止されていたキリスト教が明治政府によって「解禁」された、と歴史の教科書で習った方も多いと思います。しかし実際に起こったことは、キリシタン禁制の高札が撤去されただけであり、「キリスト教禁止」を廃止する議決とか法改正というのは、直接は行われていないんです。ですから「キリスト教を明治政府が解禁した」というよりも「キリスト教を明治政府が黙認した」という方が正確なんです。
現代ではもちろん、憲法にも記されている信教の自由によって、ちゃんとキリスト教も認められていますが、それでもそれは「どんな宗教でも信じていいよ」という決まりであって、直接的に「キリスト教を信じていいよ」と法律や議決で決められたことは今までないんです。
それではまた明日。