物理学だけじゃなく、神学も好きでした。 〜ニュートンの誕生日〜

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◆1642年12月25日 アイザック・ニュートンの誕生日

万有引力の法則を発見し、古典力学の祖と呼ばれるニュートンさんはクリスマスに生まれました。クリスマスに生まれたり、リンゴがトレードマークだったり、何かとキリスト教と縁がありそうなニュートンさんですが、実際にかなりキリスト教にも深い造詣があったようです。

現代人のイメージでは、物理学者・天文学者の印象が強い彼ですが、実は錬金術や神学など「非科学的な」学問の研究者でもありました。代表作である『プリンキピア』でも「万物の主」について言及しています。彼は科学と聖書が矛盾するとは少しも思っていなかったようで、むしろ科学を「神の創った世界を解き明かすもの」と考えていたようです。

ただ、神学についてはかなり独自の聖書観を打ち出したので教会とはあまり仲良しではなかったようですが。と言うか、かなりアクの強い性格だったらしく、仲良しと言える人は教会に限らずほとんどいなかったとも・・・。でも猫とはとても仲良しだったらしいです。

もしいつか猫を飼うことになったら、ニュートンと名付けることにしようかしら。
それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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