【今日は何の日】1913年11月7日 アルベール・カミュの誕生日

主の御名をあがめます。

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◆1913年11月7日 アルベール・カミュの誕生日

カミュはフランスの小説家・劇作家・思想家で、作品としては「異邦人」が有名です。1957年には史上2番目の若さでノーベル文学賞を受賞しました。が、1960年に交通事故で若くして亡くなってしまいました。

その思想はひたすら「神」を否定するもので、人生の苦悩を「上から目線」で解釈するものを、聖書であれ他の思想であれ、認めませんでした。一見、実存主義の哲学者なのかと思いきや、キルケゴールやヤスパースなどの実存主義哲学者も否定し、それでいてマルクスなどの唯物論も否定しました。「とことんまで解釈もなにも関係なく、自分の生を生き抜け!」みたいな思想です。

キリスト教とはある意味で正反対のような思想ですが、時にはそういう正反対な思想に触れることで、より聖書の理解が深まったりもします。と、いうわけで好きです、カミュさん。あなたのおかげで僕はミルクコーヒーが好物になりました。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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