主の御名をあがめます。
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◆1913年11月7日 アルベール・カミュの誕生日
カミュはフランスの小説家・劇作家・思想家で、作品としては「異邦人」が有名です。1957年には史上2番目の若さでノーベル文学賞を受賞しました。が、1960年に交通事故で若くして亡くなってしまいました。
その思想はひたすら「神」を否定するもので、人生の苦悩を「上から目線」で解釈するものを、聖書であれ他の思想であれ、認めませんでした。一見、実存主義の哲学者なのかと思いきや、キルケゴールやヤスパースなどの実存主義哲学者も否定し、それでいてマルクスなどの唯物論も否定しました。「とことんまで解釈もなにも関係なく、自分の生を生き抜け!」みたいな思想です。
キリスト教とはある意味で正反対のような思想ですが、時にはそういう正反対な思想に触れることで、より聖書の理解が深まったりもします。と、いうわけで好きです、カミュさん。あなたのおかげで僕はミルクコーヒーが好物になりました。
それではまた明日。
主にありて。