主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆1555年9月25日 アウグスブルクの和議
宗教改革によって、カトリック教会から分離したルター派(プロテスタント)を、神聖ローマ帝国が正式な教会として認めたのがこの和議です。ただし、カルヴァン派などは認められなかったのでプロテスタントすべてが公式とされたわけではありませんでした。
また、カトリックかルター派かを選ぶ権利は、庶民には与えられず、それを選ぶ権利は領主にだけありました。領主がカトリックを選べばそこに住む民はみんなカトリックを信仰しなければいけなかったということです。
「和議」と呼ばれつつも、これでカトリックとプロテスタントがすぐに仲良くなったわけではなく、この後も対立を続け、三十年戦争などの悲しい争いを起こす事になってしまいました。
それではまた明日。
主にありて。