【今日は何の日】1865年8月2日 ドミンゴス中村長八の誕生日

主の御名をあがめます。

おはようございます。今日もクリスチャンプレスをご覧いただき、嬉しく思います。

◆1865年8月2日 ドミンゴス中村長八の誕生日

クリスチャンでもこの方のことは知らない方が多いでしょうし、クリスチャンでない方ならもう、ほとんど知らないかもしれませんが、実は偉大な中村さんの誕生日が今日です。

この方は明治〜昭和期にカトリック司祭として活躍した方で、日本人初の海外派遣宣教師となった方です。奄美大島で26年間、司祭として活動した後、ブラジルに渡って17年間の宣教をし、1700人以上にに洗礼を授けました。生前から「生ける聖人」と呼ばれ、当初は日本人を「よそ者」扱いしていた現地の人々からも慕われたのだそうです。2002年にはカトリック教会で彼の列福審査が始まりました。

画像:写真AC

彼が宣教にあたった地域の面積を合わせると、なんと日本列島の3倍を超えるそうで、たった一人の人に会うために、10kmもの道のりを日々、移動していたそうです。今のような交通網なんてまだない時代にです。とんでもない気力・体力です。

それではまた明日。

主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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