【今日は何の日】1549年7月27日 フランシスコ・ザビエル来日

連休が終わってしまいましたが、お休みだった方もお仕事だった方、いかがおすごしでしょうか。今日もクリスチャンプレスをご覧いただき、ありがとうございます。

◆1549年7月27日(天文18年7月3日) フランシスコ・ザビエル来日

日本に初めてキリスト教をもたらした、フランシスコ・ザビエルが乗った船が鹿児島沖にイカリを下ろして停泊しました。日本に上陸したのは8月15日ですが、停泊したこの日を「ザビエルの来た日」とすることが多いようです。

画像:イラストAC

日本に来たばかりの頃は、通訳に苦労したようで、「神」を通訳が「大日」と訳してしまったために、「大日如来を信奉する人」と勘違いされて仏教のお坊さんたちに歓迎されてしまったというトラブルもあったのだとか。それ以来、「大日」という訳語をやめて、ラテン語のまま「デウス」という語を用いるようになったそうです。

ザビエルは日本について「彼ら日本人は私の魂の喜びです」と言っています。この言葉が後のペリー来航の動機になったのだという説もあります。

「以後よく(1549)広まるキリスト教」と高校時代にこの年号を覚えたことを思い出しました。この言葉どおりにもっとよく広まってくれると嬉しいです。それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

この記事もおすすめ