今日3月13日は吉永小百合の誕生日。75歳です。12歳でデビューして芸歴63年。
山田洋次監督「母と暮せば」(2015年、カトリック中央協議会広報推薦)では、夫と二人の息子に先立たれた長崎のカトリック信者の母親を演じています。墓の前でロザリオを手に祈る場面がありますが、それは永井隆博士(『長崎の鐘』『この子を残して』などの著書がある)の娘からもらったものだといいます。映画では黒崎教会も重要な場面で出てきます。
17歳の時の青春歌謡「サンタ・マリアの鐘」(1962年)ではシスターの恋、「夕陽のマリア」(68年)ではひとり旅で訪ねた教会も歌っています。
ちなみに、今日は13日の金曜日です。「イエス・キリストが十字架につけられたのが13日の金曜日なので、クリスチャンにとって忌むべき日と考えられている」という俗説がありますが、これは正しくありません。
確かにキリストが十字架につけられたのは「安息日の前日」(マルコ15:42)なので、ユダヤの安息日である土曜日の前日、金曜日にキリスト教会ではイエス・キリストの受難と死を記念します(今年は4月10日)。それが西洋の忌み数である「13」といつの間にか結びついたようです。