クリスチャンセンター神戸バイブルハウス(KBH)支援委員会(神戸市中央区)では、KBHの活動を支援する一環として、「み言葉入り」瓦(かわら)せんべいを製作・販売している。
聖句は5種類。ヨハネ3章16節から「神は独り子を与えるほど世を愛された」、同6章35節から「わたしは命のパンである」、同14章6節から「わたしは道であり 真理であり 命である」、2コリント12章10節から「わたしは弱いときにこそ強い」、1テサロニケ5章16節から「いつも喜んでいなさい」。これらの聖句のものと同ハウスのロゴマーク入りの計6種類が各3枚ずつ計18枚収まった箱入り(税込800円)で販売され、KBH事務局で在庫している。
「幼稚園の運動会の引き出物に使用するので、2〜3枚セットで袋に入れてほしい」、「熨斗(のし)紙は特別なデザインで」、「KBHのロゴマーク入りはなしで、聖句だけのものを組み合わせてほしい」といった注文にも柔軟に対応している。地方発送も行っており、量によっても異なるが、納期には2~3週間を見てほしいという。
KBH事務局の角田正治(かくた・まさじ)さんは次のように話す。
「瓦せんべいを製造販売しているのはカトリックの信徒で、KBHでも一緒に働いています。その人から、『学校や教会からの依頼で、ロゴマーク入りの瓦せんべいを作っている』と聞き、『御言葉も入れられないか』と相談したところ、『可能だ』という返事をもらいました。
これは、焼きあがった瓦せんべいに焼き印を押して作っていきます。そのため、新しく聖句の焼き印を作らなければならなかったのですが、3種類の焼き印の製作代金を献金していただき、商品化することができました。
当初は『わたしは命のパンである』と『わたしは道であり 真理であり 命である』の御言葉と、バイブルハウスのロゴマーク入りのもののみでした。その後さらに焼き印の製作費を献金してくださる方があり、その方が選んだ3種類の御言葉を追加しました。ぜひ結婚式や各種集会でのギフトにご利用ください」
KBHは1904年、日本聖書協会の西日本における聖書事業をするために始められたが、41年に戦争のため活動休止し、いったん閉鎖された。その後、2003年、62年ぶりに神戸の地に復活した。
現在、日本聖書協会と協力して、聖書の紹介や普及を推進。また、それぞれの教会が保持する素晴らしい面を学びつつ交わりを深め、協力しながら、教会再一致のためにさまざまな活動を実施している。
「み言葉」入り瓦せんべいの問い合わせ先は、クリスチャンセンター神戸バイブルハウス事務局(神戸市中央区磯上通り4─1─1、電話&ファックス:078・252・1966)まで。