米ニューオーリンズ無差別テロで15人死亡 容疑者はイスラム教に改宗し「過激化」か 地元カトリック大司教が祈り

米南部ルイジアナ州ニューオーリンズで1月1日未明に起きたトラックによるテロ襲撃事件の容疑者は、イスラム教に改宗していたと弟であるアブドゥル・ジャバール氏(24)が同日付の「ニューヨーク・タイムズ」紙に語った。

それによると、同氏とシャムスディン・ジャバール容疑者(42)は、キリスト教徒として育てられたが、同容疑者は人生の大半はイスラム教徒だったと同氏が語ったという。容疑者の行動は「ある種の過激化」の結果であり、「イスラム教を代表するものではない」と述べた。

この事件を受けて、カトリック教会ニューオーリンズ大司教区のグレゴリー・エイモンド大司教は、次のような声明を発表した。

「私たちは、今朝のバーボン通りでの恐ろしい襲撃で亡くなった方や負傷された方に祈りを捧げます。この暴力行為は、人命に対する完全な不敬の表れです。私は、ニューオーリンズのローマ・カトリック大司教区の他の司教たちとともに、犠牲者の家族に祈りを捧げます。このような悪事に立ち向かう何百人もの警察官と医療従事者の英雄的な任務に感謝します」

(エキュメニカル・ニュース・ジャパン)

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