今日6月25日は弘前学院大学の創立記念日。1886年のこの日、メソジスト弘前教会(現在の日本基督教団・弘前教会)内に来徳(ライト)女学校(函館の遺愛女学校の分校)として、牧師の本多庸一(ほんだ・よういつ)によって創設されました。
教会自体は、75年に23人の信徒で弘前公会として始められましたが、翌年に設けられた日曜学校が、86年の小学校令の公布に伴って制度化されたのです。遺愛女学校(82年設立)の基金の一部を使い、教会堂の一部を校舎にして開校されたので、遺愛女学校創立のために亡き娘のための蓄財を献げたキャロライン・ライトの名前がつけられました。
87年、弘前遺愛女学校に改称し、その後、弘前女学校、弘前聖愛高等女学校、そして1948年の学制改革により弘前聖愛高等学校となり、50年に弘前学院短期大学、71年、弘前学院大学が開学します。
建学の精神は「畏神愛人」。神を畏(おそ)れ、人を愛することです。