井上芳雄さん 西南学院大で学生にエール「本当の意味での良い働きを」

福岡市にある西南学院大学(学長:G・W・バークレー)のチャペルで11月24日、ミュージカル俳優の井上芳雄(いのうえ・よしお)さんが、「良い働きの向かう先」というテーマで講話を行った。

画像提供:西南学院大学

井上さんは、福岡県福岡市出身。西南学院舞鶴幼稚園、高等学校の卒業生。父・祖父・曾祖父が西南学院で教鞭をとっており、4世代にわたって同学院にゆかりのあるクリスチャンの家庭で生まれ育った。教会で所属していた子ども聖歌隊で歌と出会い、その後1990年に福岡で公演されたミュージカル「キャッツ」を観たことをきっかけに、ミュージカル俳優の道を目指すようになる。東京芸術大学在学中の2000年に、ミュージカル「エリザベート」の皇太子ルドルフ役でデビュー。以来、高い歌唱力と存在感で数々のミュージカルや舞台を中心に活躍している。

講話の中で井上さんは次のように語った。

若い頃は自分自身の夢の為に働いていたが、ある時自分の為だけに何かをするには限界があると感じた。今している働きを神に向けることで、その働きは新しい出会いを生みさらに良い方向に広がっていく、それこそが真の良い働きであることに気付いた。

また、俳優としての活動の傍ら、講演会などの活動をとおし「TSURUMIこどもホスピス」への支援を呼びかけていることも明かした。「TSURUMIこどもホスピス」は、英国の「ヘレン&ダグラスハウス」の理念に共感して作られた日本初のコミュニティ型子ども向けホスピス。大阪市鶴見区を本拠地とし、生命の危機に脅かされる18歳までの子どもたちを、独自の方法で支えている。

井上さんは、学生たちに「これからの人生、本当の意味の良い働きをしてください」とエールを送った。そして、講話終了後には、賛美歌「君は愛されるために生まれた」を歌い、チャペルに響き渡る美しい歌声に、学生らは聞き入った。

西南学院大学は、アメリカ合衆国南部のバプテスト派の最大勢力である南部バプテスト連盟の宣教師、C・K・ドージャーにより設立された、西南学院を基礎とするキリスト教主義学校。井上さんが講話を行ったチャペルアワーとは、キリスト教の礼拝形式で開催される同大独自の教育プログラムで、毎週火・水・木曜の午前10時35分~11時まで行われている。

 

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