避難しなくてはならないような緊急事態への備え
[toggle]Preparing for emergencies where you have to leave[/toggle]家族や教会でする準備の多くは、それが自然災害であっても、人災であっても、変わらない。ざっくり言えば、避難しなくてはならない時のための備えと、その場にとどまる時の備えが必要だ。
[toggle]Many of the preparations that families and churches should make for natural and manmade disasters are the same. Broadly speaking, it is wise to prepare for disasters where you have to leave (evacuate), and those where you have to stay in place.[/toggle]住んでいる地域から避難しなくてはならないような緊急事態への備えをリストアップする。計画を立てる際には、FEMAのホームページを注意深く参考にしてほしい。
[toggle]Here are suggestions for preparing for emergencies requiring you to leave your area—but please carefully consult the FEMA website when making any plans (www.ready.gov/build-a-kit):[/toggle]家族の連絡方法を決める
[toggle]Make a family communication plan.[/toggle]- 州外に住む友人や親戚で、家族全員が自分の無事を電話で伝えられる人を探す。地元の電話回線は混み合っていても、州外にはつながることもある。家族全員がその人の電話番号を知っていることを確認し、緊急事態に使えるよう、携帯電話やテレフォン・カード、小銭を持っておくこと。
- 携帯を持っているなら、「緊急連絡先」と名づけたグループに、緊急時に連絡を取るべき人の番号を登録しておき、何かあった時には、救急救命士などがその人に連絡できるようにしておく。
- 携帯メールの送り方を家族に教えておく(SMS、ショート・メッセージなど)。電話回線が混み合っていても、メッセージは送れることもある。インターネットがつながっていれば、ツイッターなども利用できる。
- 地元の緊急連絡メール・サービスなどに登録しておく。
家族で避難計画を立てておく
[toggle]Have a family emergency evacuation plan.[/toggle]- 緊急時には、携帯メールかツイッター以外の方法で家族が連絡を取るのが難しくなる(携帯とインターネットのシステムがダウンしていなければ)。緊急事態になる前に、家族と一緒に、「自分ならどこへ避難して、誰と連絡を取るか」話し合っておく。地元の地域全域が避難対象区域となった場合に備え、「離れた地域では、どこへ行くか」も話し合うべき。FEMAのサイトには、緊急連絡先の情報を最新のものにしておくための用紙がある。
- 職場や学校から直接避難する場合に備え、3日分以上の食料と水、その他の持ち物(下記の「非常持ち出し袋」を参照)を車に積んでおく。
- 非常持ち出し袋を自宅に用意する。数日分の食料や重要書類のコピーを準備しておき、すぐに避難できるようにする。工場の事故や電車の脱線事故、火事などの際、全員避難までに数分の猶予しかない。
- 家から避難する際、電気や水道、ガスなどの元栓のしめ方を知っておくこと。https://www.ready.gov/safety-skills (英語のみ)(次ページに続く)