能登半島地震から4日がたち、状況が明らかになるにつれて事態の深刻も明瞭になってきた。キリスト教災害支援団体・クラッシュジャパン(東京都町田市)は、現地の状況についてSNSに投稿した。
2日夜に東京を出発したスタッフは、3日午前に珠洲市、輪島市の次に被害が大きかったとされる七尾市に入った。市内にある七尾聖書教会を訪れ、持参した物資一式を渡したという。現地の牧師より状況説明を受けた後、七尾市内より志賀町方面の状況を視察し4日に帰京。
被害状況を目の当たりにしたスタッフは、「被災地は大変厳しい状況です。2日時点で、支援物資は入りつつありましたが、道路状況が悪く、また物資を末端まで配布する手段や人手も足りず、避難所等まで物資が十分届いていないとのことでした」と、被災者に救援物資が行き渡っていない現状を伝えた。
5日朝8時時点でも七尾市をはじめ、被災地域で断水が続き、給水車や給水袋による給水活動が行われている。クラッシュジャパンでは、キリスト全国災害ネット加盟の他の支援団体と情報共有をし、協力連携を図り、物質的な支援および心のケアを必要な人々のところに届けられるよう、祈り動いていくとし、献金で支援活動を支えてほしいと呼びかけている。
【緊急支援のお願い】
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郵貯振替 00110ー3-290907 ※「石川指定」と明記