新型コロナ感染再拡大に要警戒 ワクチン接種でも感染は防げず

Image by fernando zhiminaicela from Pixabay

新型コロナウイルスの感染者数および重症患者数が「過去最大」を更新し続けている。現在、猛威を振るっている変異株「デルタ株」は、感染力は通常株の2倍、重症化リスクも高いと推測されている。

8月17日、政府は緊急事態宣言の対象地域に茨城、栃木、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を追加することを正式に決定した。期間は8月20日から9月12日までとし、すでに緊急事態宣言の対象となっている6都府県の宣言も延長される。

高齢者を中心に新型コロナウイルスワクチンの接種が進められているが、現在、1回以上の接種者は全国民の約49%(うち65歳以上88.2%)、2回接種完了者は約37%(うち65歳以上83.9%)。2人に1人は未接種者である。

また、ワクチン接種による発症の予防効果は確認されているが、感染予防効果については評価されていない。ワクチンの効果がどれほどの期間継続するかもわかっておらず、2回接種後もマスク着用、密や会食を避けるといった基本的な感染防止対策の徹底が必要だ。

国立国際医療研究センターの研究グループが、同センターの病院に入院した患者のうち「感染経路不明」と判定された感染者を対象に調査を行ったところ、半数以上の患者に感染リスクが高い行動歴があったと発表。とくにマスクなしの会食や会合など、飲食が多くの事例で関係しており、一人ひとりの感染防止に対する意識の低さ、知識不足を解決すべき課題として挙げている。

カトリック東京教区が再びミサ公開の自粛を発表 9月12日まで

キリスト教界隈では、カトリック東京教区が9月12日まで再びミサ公開の自粛を発表しているが、対面礼拝を実施している教会も少なくない。

あなた自身や、あなたが通っている教会は、感染症対策に万全を尽くしているだろうか。いま一度、基本的な感染防止対策の徹底を、と呼びかけたい。

【緊急特集】 教会でのクラスター発生を受け 改めて確認したい「#教会のウイルス対策」

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