今日8月16日は黒柳朝(くろやなぎ・ちょう)の召天日です。黒柳徹子の母親で、日本基督教団・鎌倉雪ノ下教会員。ベストセラーとなった自伝エッセイ『チョッちゃんが行くわよ』(主婦と生活社)は1987年にNHK連続テレビ小説「チョッちゃん」としてテレビドラマ化されました
新交響楽団(NHK交響楽団の前身)の首席ヴァイオリン奏者でカトリックの黒柳守綱と結婚し、22歳のとき、長女の徹子が生まれました。鎌倉に引っ越して間もなく、雪ノ下教会に通うように。加藤常昭牧師(当時)が自宅を訪ねた時、こんなことを言ったといいます。
「先生のお祈り聴いていたらびっくりしちゃった。まるで人を殺しているような祈りをするものだから、この人どういう人だろうと思って目を開けてまじまじとお顔を見てしまったわ。でも、本当にそうね。私たち、心の中で人を殺してしまっている者ね」(日本基督教団・金沢元町教会、大澤正芳牧師説教「和解に生きる」)
「『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける」(マタイ5:21~22)という聖書の言葉を素直に受け止めたんですね。