いわい・けんさく 3月31日逝去。91歳。葬儀は4月7日、日本基督教団安中教会で行われた。司式は朝日研一朗氏(同教会牧師)。
1933年岐阜県生まれ。同志社大学神学部卒業、同大学院修了(神学修士)。日本基督教団正教師。広島流川教会、呉山手教会、 岩国教会、神戸教会で牧会に従事。その間、付属教会幼稚園園長を42年間務める。その後、川和教会代務牧師、単立明治学院教会牧師、学校法人頌栄保育学院理事長、社会福祉法人神戸真正塾·神戸聖霊事業団理事、 広島女学院大学·聖和大学非常勤講師などを歴任。日本基督教団常議員、兵庫教区議長、同阪神淡路大震災対策委員、神奈川教区基地自衛隊問題小委員会委員、「教団『合同とらえなおし』を進める連絡会」委員などを務める。「鎌倉に震災銭湯を作る会」元代表。日本基督教団安中教会会員。父は新島学園女子短期大学初代学長の岩井文男。
キリスト新聞では2009年から12年まで、コラム欄「望楼」の執筆を担当した。
共著に『洗礼を受けてから』『洗礼を受けるまで』『近代日本と神戸教会』。単著に『聖書を歴史的に読む』『地の基震い動く時 阪神淡路大震災と教会』『兵士である前に人間であれ一反基地・戦争責任・教会』『聖書の風景 小磯良平の聖書挿絵』など。
▼2021年10月3日の礼拝説教より