2人の女性信徒に性的暴行を加えたとして告訴されていたキリスト教福音宣教会(CGM、JMS、通称・摂理)の教祖・鄭明析(チョン・ミョンソク、77歳)総裁が10月4日、再び拘束された。
朝鮮日報によると、大田地方裁判所のシン・ドンジュン令状担当判事は、常習準強姦などの疑いで告訴された鄭明析総裁に対し、証拠隠滅と逃亡の可能性が懸念されるとして拘束令状を発行した。鄭総裁は、令状審査の終了後、「疑惑を認めるか」という取材陣の質問には答えずに席を離れたという。
3月に鄭総裁を告訴した外国籍の2人の女性信徒らは、記者会見で、2018年から忠清南道錦山郡にあるJMS修練院で生活し、チョン氏から数回性的暴行を受けたと主張していた。
鄭総裁は女性信徒らへの性的暴行の罪で2009年にも懲役10年の有罪判決を受け、2018年まで服役していた。韓国メディアは一斉に、JMSの教祖が4年ぶりに再び拘束されたことを報じたが、KBSは「20代から30代の別の女性5人も鄭氏に対する追加告訴を予告した」と伝えている。
キリスト教福音宣教会は声明文を通じて「裁判所の決定を謙虚に受け入れ、今後の司法手続きに誠実に臨む」との立場を明らかにした。
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