――どんな活動をされていますか?
自分の作品として水彩画・パステル画を描いているほか、千葉県柏市で絵画教室「アトリエ・オクダ」を運営しています。コロナ以降、zoomを導入して、いまは対面とオンラインの両方で教室を開催しています。兵庫県や神奈川県など遠方から参加してくださる生徒さんもいらっしゃいます。
これまでの経歴としては、絵本をはじめ出版物のイラストを描いたり、商品のためのイラスト、ポスター、パンフレットなどアドバタイジングのイラストも多数手がけました。美大を卒業後、印刷会社に就職してグラフィックデザインとイラストのお仕事を任されていました。結婚をきっかけに退職し、それ以来フリーランスで活動しています。
最近では新しい取り組みとして、YouTubeチャンネル「夢気流」を開設し、オリジナルの動くマンガ絵本の第一弾として「はなのこハナコその1」の配信をはじめました。
――YouTubeチャンネルをはじめたのは何かきっかけがあったのでしょうか。
時代が変わり、絵本が売れなくなったことが大きな理由です。いまはどの世代も、SNSを通じていろんな情報を共有していますから、いま自分にできることはなんだろうと考えました。Instagramも開設して、はなのこハナコのイラストを紹介しています。
YouTubeやInstagramを通して、コロナ禍の暗い気持ちを払いのけるような、明るく、楽しいことを発信していけたらいいなと思っています。
YouTubeで公開しているオリジナルマンガ絵本「はなのこハナコ」
――とても発想が柔軟なんですね。絵を描くことは昔から好きだったのでしょうか?
そうですね、2~3歳の頃から絵を描いていたと思います。小学6年生のときには田んぼの絵を描いて褒められた記憶がありますよ(笑)。15歳から本格的に習い始めて、18歳のときに先生にすすめられて出展したコンクールで高い評価をいただいたのをきっかけに画家になりたいと思うようになりました。
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アトリエ・オクダ公式サイト
夢気流(Instagram):@yumekiryu
夢気流(公式YouTube)