今日8月6日は広島平和記念日です。74年前の今日午前8時15分、米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが原子爆弾リトルボーイを広島市に投下し、一瞬のうちに約14万人が死亡しました。当時の広島市の人口およそ35万人のうちの3分の1以上です。人類史上初めて、世界でただ広島と長崎にだけ核兵器が実戦で使用されました。
プロテスタントの教会でも集会が開かれますが、カトリックでも「平和旬間」(6日~15日までの10日間)がこの日から始まり、それに合わせて全国各地で関連する行事が行われます。
今年11月に教皇フランシスコが来日しますが、38年前の1981年2月23日~26日、当時の教皇ヨハネ・パウロ2世が訪日し、広島において「戦争は人間のしわざ。過去を振り返ることは、将来に対する責任を担うこと」と訴えました。この呼びかけに応えて、「日本カトリック平和旬間」が82年から毎年行われています。
以下が16教区で行われる行事の案内です。
札幌教区「2019年札幌平和旬間の案内」
さいたま教区「2019年平和旬間行事」
東京教区「2019年平和旬間行事」
横浜教区「2019横浜教区平和旬間」
名古屋教区「カトリック名古屋教区平和の集い」
大阪教区「2019大阪教区 平和旬間」
広島教区「2019平和行事のご案内」
福岡教区「北九州平和の集い」
福岡教区「平和を祈る集い」
長崎教区「被爆74周年平和旬間および関連行事のご案内」
また、今年の平和旬間にあたって、日本カトリック司教協議会会長の髙見三明大司教(長崎教区)が談話を発表しています。