今日7月11日は世界人口デー(World Population Day)。1987年のこの日、世界の人口が50億人を突破したことを受け、90年の国連総会で正式に国際デーとして制定されました。世界の人口問題について関心を深めてもらうことを目的としています。
1900年頃の世界人口は16億人前後でしたが、ほぼ100年後の98年には60億人を突破し、現在は77億人。2050年には97億人となるとの推計を先月17日、国連が発表しました。また国連の報告書「世界人口予測」では、2100年までに110億人に達するといいます。ちなみに人口の多い国トップ10は次のとおり。
1位 中 国 13億9812万
2位 インド 13億4946万
3位 米 国 3億2952万
4位 インドネシア 2億6501万
5位 パキスタン 2億1274万
6位 ブラジル 2億1014万
7位 ナイジェリア 1億8850万
8位 バングラデシュ 1億6686万
9位 ロシア 1億4688万
10位 日 本 1億2644万
2027年にはインドが中国を追い抜く見込みだということです。
日本の人口は1億2477万6364人(総務省が10日に発表した住民基本台帳に基づく2019年1月1日時点の人口動態調査による)。2008年に1億2808万人でピークを迎えてから(総務省統計局の人口推計)人口の減少が始まり、2100年には7500万人を下回るとの推計も国連は発表しました。
文化庁編『宗教年鑑』の最新版によると、キリスト教系の総信者数は192万1834人ですが、この中には異端とされるモルモン教やエホバの証人なども入っており、さらに今は教会から離れている人も多数含まれていることから、実数はさらに少ないと思われます。
『ブリタニカ国際年鑑』2017年版によると、世界のキリスト教人口は24億4799万で、世界人口の32・9%を占めます(イスラム教は17億5205万人で23・6%)。そのうち半数がカトリック、プロテスタントは22・6%、東方正教会は11・6%です。