今日2月19日はコペルニクスの誕生日です。それにちなんで天文愛好家が「天地の日」と制定しました。
当時の教会の見解に反して地動説を唱えたと言われていますが、コペルニクスはカトリックの司祭でした。ローレンス・M・プリンチペ著『科学革命』(丸善出版、2014年)によると、進歩的な科学者と旧弊な宗教家の戦いという19世紀後半に普及した分かりやすい図式については、現在、科学史家がみな否定しているといいます。
ちなみに、今日は「雨水(うすい)」。空から降るのが雪から雨に変わり、雪が溶け始める頃です。昔から農耕を始める時期の目安とされました。